修士論文を終えて

2018年1月。

修士論文を提出した。

休学届云々の記事を更新してから色々なことがあった。

半年休学している間、私は書店で働いた。

一日3~4時間、レジと電話。

ひっきりなしに客が来る大型店のため、忙しく体力のない私は初日からめげた。

この職場で今も働いている。

ここでの出来事についてもいずれ書きたい。

記録しておきたい出来事が多すぎる。

 

職場でのこと

恋とか愛とかセクシャリティーとか

セクハラ事件ストーカー事件

 

これらはいずれまとめよう。

今回は研究のことについて。

 

まず、昨年は二回学会発表をした。

どちらも全国規模の学会ではないため、格好のつく経歴とはならないが、

発表することで修士論文が書きやすくなったように思う。

学会発表の原稿は大切にとっておくと良い。

ワード文書のデータのまま取っておいて良かったと思う場面が何度かあった。

 

論文は基本的に大学院の研究室で書いていた。

14時まで書店で働き、そのあと夜中まで研究室にこもる生活をしていた。

結局、教授に見せたのは二回ほどだった。

指導らしい指導をしてもらえなかったのはやはり虚しい気もする。

書いては、印刷し、赤を入れ…

気の遠くなる作業だった。

自分の文章校正力の無さと基礎的学力の無さを呪った。

だけど書いている時間は幸せだった。

私はたぶん自分をいじめるのが好きなんだと思う。

私には、苦しくなくては生きていられない、という特性がある。

苦しんで書いている時間は気分が高揚した。

何度も不安になったし、無理だと思ったけれど

そう思いつつも心は踊っていた。

 

論文を提出してからというもの、自分が自分でないような

離人感がある。

口述試験もふわふわとしたまま終えてしまった。

 

はっきり言えるのは、今の精一杯があれだということ。

もっとできたのでは…?と思うこともあるけれど

それはきっとあと何年もかかる作業のことを指している。

 

まだ修了が確定したわけではないが、出してよかった。

今年出せて良かったと思う。

 

そして博士課程試験が迫っている。

受かるのか。

受かったら今後の人生についてももう少し真面目に考えなくてはならない。

あぁ生きるって難しい。